
はじめに
私たちがこの1000Wの赤外線放射器を開発したのは、ベーカリーのオーブン用としてです。なぜなら、製パンにおいては、温度の安定性は単なる望ましい条件ではなく、まさに不可欠な要素だからです。
わずか1度の温度変動でも、一回の焼き込み全体を台無しにしてしまいます。生地が焦げたり、中身が十分に焼けなかったりします。材料や時間、労力も無駄になってしまいます。
そこで、何時間も同じ状態でオーブンを動作させ続けることができる、安定した高強度の熱を発するランプを作りました。
なぜこれが有効なのか
このランプが1000Wの出力を持つのには理由があります。つまり、小さなサイズで強力な熱を発揮できるのです。そのため、オーブンの耐熱限界を超えることなく、迅速に目標温度に到達できます。
また、取り付けも簡単です。長さが標準的なため、既存の赤外線放射エリアにすぐに装着できます。
標準的な産業用電圧で動作するため、配線もシンプルで、制御パネルも煩雑になりません。電気設備を改修する必要もなく、多くの熱を得ることができます。
熱を生み出す仕組み
これはハロゲン式の赤外線放射器で、クォーツ製のケースで覆われているため、急激な加熱や冷却にも耐えられます。
内部にあるハロゲンガスがフィラメントを安定させるため、ランプの寿命が尽きるまで出力が一定に保たれます。
クォーツコーティングによって赤外線スペクトルが調整され、生地やクラストが最もエネルギーを吸収する部分にエネルギーが集中します。そうすることで、均一な色合いと食感が得られます。
また、R7sコネクタは実績のある産業用コネクタです。取り付けが簡単で、振動にも強く、オーブンの壁面に直接接続できます。
ベーカリーにとってのメリット
ベーカリーのオーブンでは、素早く反応し、長時間にわたって安定した熱を供給することが重要です。この1000Wの赤外線ランプを使えば、ゾーンごとの温度管理が簡単になり、表面の温度を均一に保ち、色や食感の不均一さを防ぐことができます。
また、多くのオーブンで直接交換可能なため、全体的な設備を改修することなく性能を向上させることができます。
注意点
高い熱密度のため、このランプは高温になります。そのため、オーブンの冷却機能や放射エリア周辺の空気の流れを適切に設定する必要があります。
ランプ、反射板、空気の流れを一緒に考えて使うことが大切です。そうすれば、廃棄物や再加工の必要が少なく、均一な焼き上がりが得られます。